ブラックコーヒーの糖質は、100gあたり0.7g。
ご飯お茶碗一杯の糖質が約55g。
ブラックコーヒーを78杯飲めばご飯一杯分の糖分になります。
飲み物で比べると、紅茶は100gあたり0.1g、緑茶は100gあたり0.2g、麦茶は100gあたり0.3g。
ブラックコーヒーがダントツ糖質が低いわけではないのですが、低糖質の飲み物としては優秀と言えるでしょう。
ココアは100gあたり18.5g。コーヒーと同じくらいかな?というイメージがありますが、実は糖質はとかなりの量。
砂糖を含まずに純粋のココアだけで、この糖質なので、要注意ですね。
また、砂糖は純粋な糖質なので、入れた分だけ糖質を摂ることになります。
ブラックコーヒーに糖質が少ないのはわかったけど、胃が痛くなるのでクリームを入れたい…
もし、クリームを入れるとしたら、糖質が少ないものは何?
以下、100gあたりの糖質の量です。
豆乳の糖質が低いことは、直観でわかりますが、実は生クリームでも糖質の量は同程度。
気をつけなければいけないのが、インスタントコーヒーなどに使う粉ミルク。
別名、脱脂粉乳です。
なんと、粉ミルクの糖質は練乳と同程度です。
森永の栄養成分一覧はこうなっています。
一見、ふうん…と見過ごしてしまいそうですが、クリープは3gで1.8gの糖分(炭水化物)。
100g相当なら、59.4gです。
いや、練乳が100gあたり55.7gの糖質なので、練乳よりも糖質が多い!
というわけで、コーヒーにミルクを入れる場合、糖質を気にするならクリープなどの粉クリームは避けて、生クリームや豆乳を使いましょう。
実は、コーヒーに含まれるクロロゲン酸には血糖値を下げる働きがあると言われています。
ダイエットには、血糖値って重要ですね。
コーヒー生豆には、クロロゲン酸が5~10%含まれていますが、研究によると「焙煎度が強いほど、クロロゲン酸が失われる」ことがわかっているんですね。
関連)コーヒー豆中のクロロゲン酸類と総ポリフェノールの分析(日本食品分析センターのレポート)
焙煎度とは、「深煎り」とか「中深煎り」とか表記されている、コーヒー豆のロースト具合のことです。
豆を炒る(ロースト)ほど、コーヒーの苦味は強くなるんですね。浅煎りだと、酸味が強くなります。
コーヒー生豆のクロロゲン酸が10だとすれば、浅煎りで5くらいに減り、深煎りだと0.3くらいになってしまいます。
ただし、浅煎りはスーパーなどでは手に入りにくいんですよね。
イオンのトップバリュの粉コーヒーは、中深煎りか、中煎りの2択でした。
スターバックスは、焙煎度をわかりやすく分類してコーヒー豆を売っています。「スターバックスウィローブレンド」が浅煎りタイプ。
250gで1050円です。
実際にウィローブレンドを飲んでみたレポートを書いたので、お読みください。私は好きな味でした。
ドトールのコーヒー豆は、「中煎」以上で、浅煎りはナシ。
参考)コーヒー豆|ドトールコーヒーショップ
タリーズコーヒーは、焙煎度がよくわからない…。
参考)コーヒー豆|商品情報|TULLY'S COFFEE - タリーズコーヒー
ネットだと、楽天で浅煎り(アメリカン)が、送料無料1,399円です。
浅煎りのコーヒー豆を買うなら、近所のスターバックスでウィローブレンドを買うのが良いかもしれませんね。