糖質制限中に、小腹が減った時に食べるならソイジョイ。
種類は、SOYJOYクリスピー ホワイトマカダミアがベストです。
口コミでも「クリスピーホワイトマカデミアは、他のに比べて糖質が控えめで、ダイエットに最適」とありました。
カロリーメイトとソイジョイ、糖質が最も低い種類を比較してみます。
カロリーメイトは、ブロックタイプ、ゼリータイプ、ドリンクタイプがあります。バータイプは、チーズ味、フルーツ味、チョコレート味、メープル味、プレーンの5種。
どれもほぼ糖質が10g程度で同じ。わずかに他より低いのがチョコ味のバータイプで1本あたり糖質9.95gでした。
ソイジョイは、フルーツ系、ナッツ系、クリスピー、スコーンの4種類に、それぞれに異なる味があります。糖質量の差は種類によって異なります。フルーツ系は11g程度と大きく、クリスピーホワイトマカダミアは、糖質5.6g程度で、全ソイジョイ中でもダントツに低糖質です。
この時点で、ソイジョイのほうが圧倒的に糖質が低いですね。でも、せっかくなので、各栄養素の量などを細かく比較してみましょう。
カロリーメイト |
ソイジョイクリスピー |
|
---|---|---|
一本あたりの量 | 20g | 25g |
糖質 | 9.95g | 5.6g |
カロリー | 100kcal | 130kcal |
たんぱく質 | 4.3g | 6.3g |
その他栄養 | 脂質11.2g、食物繊維1g、食塩相当量0.41g、カルシウム100mg、鉄1.25mg、マグネシウム25mg、リン45mg、ビタミンA、B1 ,B6,B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビタミンC、D、E | 脂質8.8g(飽和脂肪酸2g、トランス脂肪酸0g)、コレステロール0mg、食物繊維2.3g、食塩相当量0.07~0.15g、大豆イソフラボン 18mg |
原材料 | 小麦粉(国内製造)、チョコレートスプレッド、砂糖、卵、アーモンド、脱脂粉乳、大豆タンパク、小麦タンパク、食塩、でん粉/カゼインナトリウム、加工でん粉、香料 | 大豆粉(国内製造、遺伝子組換えでない)、マーガリン、大豆パフ(大豆タンパク、タピオカでん粉)、豆乳チョコレート(砂糖、ココアバター、豆乳パウダー、その他)、砂糖、難消化性デキストリン、マカダミアナッツ、大豆タンパク、食塩/香料 |
どちらかというと、カロリーメイトは「短時間にバランスよく栄養を摂れる」ことがメリット。5大栄養素(ビタミン、ミネラル、たんぱく質、脂質、糖質)と食物繊維がバランスよく入っています。バランス栄養食として役立つ栄養補助食品です。
カロリーメイトを使ってダイエットをしている人もいるくらいです。ただ、ネットでは賛否両論。
感覚的に、1日の必要カロリーを上まってカロリーメイトを食べたら、そりゃあ太るだろう…と思うのですが、具体的な数字で比較してみましょう。
厚生労働省から、日本人の食事摂取基準の報告書(2015年)版が出ているので、カロリーメイト(チョコ味)の栄養素を比較してみました。
参考)「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」の報告書|厚生労働省
30歳~49歳男性の必要な栄養量と、カロリーメイトを1日に1箱、2箱、3箱食べた時に摂れる栄養素です。
紫は1日の必要量に足りない、赤は必要栄養量を大幅に超えて多いことを表しています。白い箇所は、「だいたいちょうどよい摂取量」を表しています。
1日にカロリーメイトを3箱摂ると、食塩量、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシンが摂り過ぎになります。
ビタミンAの摂り過ぎは、骨が弱くなると言われています。
参考)ビタミンA、摂りすぎは骨を弱くする:世界の最新健康・栄養ニュース
3箱食べても足りない栄養素は、たんぱく質、炭水化物、食物繊維、マグネシウム、リン、カリウム、ビタミンK、ビオチン、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデン。
これらを補うには、以下の食品を摂る必要があります。
栄養素 | 食品 |
---|---|
ビタミンK | 納豆 |
ビオチン | しいたけ、舞茸、ピーナッツ |
亜鉛 | 肉、魚 |
銅 | 牡蠣、スルメ、レバー、ナッツ、大豆 |
マンガン | 豆、ナッツ |
ヨウ素 | 海藻、こんぶ、ひじき |
セレン | 食パン、糸引納豆、ごま、かつお節 |
クロム | 刻み昆布、きくらげ、鯖 |
モリブデン | 糸引納豆、豚、牛 |
カリウム | バナナ、芋、肉、魚、麺類、納豆 |
マグネシウム | インスタントコーヒー、カットわかめ、焼き海苔、アーモンド、大豆、パルメザンチーズ、ビーフジャーキー |
リン | 肉、魚、卵、豆、ハム、ベーコン、インスタント麺 |
パントテン酸 | 肉、魚、きのこ |
納豆、豆、肉、魚を摂っていればだいたいカバーできそうですね。また、食物繊維が圧倒的に足りないので、追加で野菜を摂る必要がありそうです。
結論として、カロリーメイトを1日3箱のみの食事を続けると、栄養が極端に偏って体に悪いと言えるでしょう。
バランス栄養食とは言うものの、カロリーメイトだけで必要な栄養を摂ることは出来ないようです。
もしも、カロリーメイトでダイエットをするなら、1日の一食分だけをカロリーメイトで置き換えて、足りない栄養は残りの2食で補うようにしてダイエットするのが良いでしょう。
※上記の表は、必要な炭水化物量=1日のカロリーの57%として計算しています。脂質は、飽和脂肪酸を7%以下にすることが推奨されているため、カロリーメイトだけで脂質を摂ると悪玉コレステロールの増加などが考えられます。
一方、ソイジョイや低GIの大豆イソフラボンをメインに、糖質がゆっくり吸収されるスローバー。食物繊維も多いためダイエット向きと言えるでしょう。含まれる脂質は、トランス脂肪酸をほとんど含まない(表示上は0g)ことや、小麦粉不使用(グルテンフリー)など、健康面への配慮もうかがえます。また、難消化デキストリン配合で、腹持ちも良く仕上げられています。
大豆イソフラボンは、特に肥満・閉経後女性の糖尿病発症リスクを低下させるとされてます。
参考)大豆製品・イソフラボン摂取と糖尿病との関連について | 現在までの成果 | 多目的コホート研究 | 国立研究開発法人 国立がん研究センター 社会と健康研究センター 予防研究グループ
糖質制限ダイエット中に、小腹が減った!太らないもの食べたい!というシチュエーションなら、ソイジョイのクリスピーホワイトマカダミアがベストです。
マカデミアナッツは、食物繊維も多く、含まれる脂質は体にやさしい不飽和脂肪の量がトップクラス。「食べた」という満足度が高いんですね。